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和室の襖絵は地元アーティストの森田ヒロ氏作

経営改善 生活関連サービス業,娯楽業
専門家のアドバイスで資金繰り改善!

人がつながり夢が広がる新感覚のコワーキングスペース「KIKCAFE」
生き方美心株式会社【生活関連サービス業,娯楽業】

アットホームな雰囲気の中で働けて、くつろげて、語り合える

JR 横須賀線・保土ケ谷駅から徒歩約2分のところにある、鮮やかなピンク色の軒先テントが目印「KIKCAFE」(キッカフェ)。ここは基本的にコワーキングスペースなのですが、名前の由来が「きっかけができるカフェ」であるように、ただ仕事をするだけの場所ではありません。カフェと和室を併設した「KIKCAFE」は、占い茶屋、将棋教室、キャリアコンサルタントによる就活転職相談などにも利用され、老若男女が集い、いろいろな結びつきが生まれるユニークな空間です。
運営しているのは生き方美心株式会社。様々な仕事をしてきた飯島社長は、まだテレワークが普及していなかったころから、よくカフェで仕事をしていたそうです。保土ヶ谷に暮らす飯島社長は、この街にも快適なコワーキングスペースがほしいと常々思っていました。そこである時一念発起し、2018年7月に「KIKCAFE」をオープン。
しかし、現実は厳しいものでした。最初は本当にお客様が少なく、一時は閉店も考えたそうです。そんな時、融資を受けていた銀行から紹介されたのがIDEC 横浜でした。

お客様の多様なニーズに応える「よろず相談所」を継続支援

IDEC 横浜がまず飯島社長にアドバイスしたのは「資金繰り表」を作成すること。飯島社長は数字が苦手で、それまでは売上とまっすぐに向き合うことを避けてきたのです。「資金繰り表」を作成するようになった飯島社長は、無駄な支出を見つけては省いていきました。この作業が順調に進んでいたころ、新型コロナウイルス感染症が拡大。
しかし、これが「KIKCAFE」にとっては思わぬ追い風となりました。在宅勤務になった地元の人たちが、テレワークの場所を求めて「KIKCAFE」に集まり始めたのです。
また、百貨店への休業要請によってサービス拠点を失った大手の通信キャリアが、「KIKCAFE」を出張店舗として使用するということもありました。そのころから経営が上向きに転じた「KIKCAFE」ですが、IDEC 横浜は今でも定期的にお店を訪問。コワーキングスペースの枠を超え、地域の「よろず相談所」を目指す「KIKCAFE」を、お客様目線での提案や補助金のタイムリーな情報提供などを通じて、継続的にサポートしています。
【2022年度支援事例】

成功のポイント

  • IDEC横浜の専門家からアドバイスを受けながら、しっかりとした「資金繰り表」を作ることで、これまで目を背けてきた数字と向き合うことができ、無駄な経費が省けた。
  • IDEC横浜の専門家による継続的な支援を通して、販路開拓に向けた効果的な販売促進活動を行うことができた。
  • 横浜市の補助金を有効活用することで、コロナ禍における経費の削減を図った。

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