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スタジオ予約サービスのイメージ

創業 情報通信業
創業セミナーや窓口相談を利用して創業。労務や知財相談などフル活用

共通プラットフォームで 音楽業界を活性化したい
株式会社スタジオル【情報通信業】

共通プラットフォームで 音楽業界を活性化したい

スタジオル(泉区)は、スマートフォンやパソコンで音楽スタジオの予約が24時間365日、いつでもできるというサービスを提供する。音楽に携わる人にとって悩みの種は、練習場所の確保。しかし、音楽スタジオは個人経営が多く、電話や FAXなどでの直接予約がほとんど。探す手間と予約の煩雑さに不便を感じる人が多かったという。そこで同社では、スマホ1台で予約できる「共通プラットフォーム」を開発。これにより、利用者はウェブ上で検索・予約を数分でできるようになった。登録スタジオは、余計な人件費をかけることなく早朝・夜間帯の“取りこぼし”も拾えるようになり、導入後数カ月でスタジオの売り上げ増に貢献するようになった。

創業前、そして創業後もIDECに 相談「利用しない手はない」

もともと「趣味がドラム」という山地瞭社長。「ユーザーならではの悩みを解消したい」というのが創業の出発点。以前のサラリーマン時代(楽天に勤務)は、仕事のことで身近に相談できる人はたくさんいたものの、「起業」となると話は別。起業する際はビジネスモデルをブラッシュアップし、事業の実現性を確信することはできたが、相談ができる人が周りにいなかった。そんな中で情報収集をしているときに IDEC を知った。
まずは創業セミナーに参加し、相談窓口も頻繁に活用した。「創業までの分からないことは全て相談してきました」と山地瞭社長。「横浜ビジネスグランプリ 2018」で優秀賞を獲得した後も、労務関係や Pマークの取得支援等、幅広くIDECの専門家に相談している。「これだけ利用できることがあるなら、利用しない手はないと思いました」(山地社長)。現在、事業は順調に成長。システム開設からわずか 1 年で、登録店舗数は 50 になった。【2019年度支援事例】

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