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ブランドの世界観を表現するために制作したキービジュアル

経営改善 卸売業,小売業
ブランド認知拡大のために展示会に初出展 一貫した世界観を伝えるブランディング支援

株式会社TASK LAB.

出展準備で感じた課題…試行錯誤する中で出会った「デザイン相談」

同社は、こだわりの香水やアンティークボトルを展開するフレグランスブランドです。長年の研究を経て沈丁花の香りを再現した香水を新たに開発し、ブランドの認知拡大を目指して横浜市主催の展示販売会に参加を決めました。しかし、立ち上げたばかりのブランドで販促物が整っていない状況。まずはリーフレットの制作と魅力的な空間演出をしたいと考え、進め方や適した表現方法を模索していました。そのような中、IDEC横浜のデザイン相談のチラシを目にしたことから相談の申込みがありました。

本質的な課題を明確化、デザイナーの視点をいかした新たな提案

制作物やデザインの希望についてデザイナーとともにヒアリングを重ねる中で、同社のブランドへの情熱と強いこだわりを感じ取りました。同社は展示会までにリーフレットやブースデザインの制作をすることが課題と考えていましたが、本質的な課題は「ブランドの想いをユーザーにしっかりと伝えること」にあると確認。課題解決のためには、各ツールを制作する前に、ブランド全体の一貫した世界観を表現することが必要であると伝え、制作サポートから一歩踏み込んだブランディングを提案しました。

プロのデザイナーだからできる、ブランド構築の具体的なアドバイス

初回相談で本質的な課題を確認した後は、ブランド構築のための具体的な手法や進め方について、より詳しく意見を出し合い検討しました。一貫した世界観でブランドを表現するためには、グラフィックデザインだけでなく、言葉や写真、さらにはその構成にも統一感を持たせることが重要であるとアドバイス。そこで、デザインコンセプトとキービジュアル(メインのイメージ画像)をリーフレットやブースデザインに展開するように提案し、キービジュアルの制作から着手しました。

デザインだけでなく、IDEC横浜のリソースをいかした全面支援

同社は、「ないものを創る、あるものに命を吹きこむ」をブランドのモットーとし、新しい香りの研究と開発に妥協はありません。今回、ブランドの世界観が表現できたことで、展示会では多くの来場者が足を止め、同社の商品を体験してくれました。今後IDEC横浜では、同社のこだわりが詰まった商品がより多くの人々に届くように、パッケージやPR等のデザイン支援のほか、事業戦略や販路開拓など、幅広い支援を継続的に提供していく予定です。

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