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昼はランチ、夜は横浜地ビールやおつまみ、料理を提供。

創業 宿泊業,飲食サービス業
ワンストップ経営相談窓口と創業セミナーを活用し、 長年の夢が現実に

KAWASHIMA ittka (かわしま一家)

「ま、いっか」精神と行動力で コミュニティカフェバーをオープン!

喫茶店好きのご主人の影響で、ご自身も喫茶店が大好きになったという野澤氏。約15 年前に「たくさんの人と出会えるお店を開業したい」という夢を抱くようになり、2023年3月にその夢を実現させました。店舗を構えたのは地元である港南台。駅から徒歩4分の立地で、視認性の高い路面店です。結婚して子育て、仕事をする中で、思い通りにならず憤りを感じたこともあったそうですが、そのような時に「悩んでも仕方ない。どうにかなる」と思わせてくれたのが「ま、いっか」という言葉。いつしか口癖となり、これが店名の由来ともなっています。
保育士として働いていた野澤氏は、2022年3月に退職し、すぐに職業訓練校でショップマネジメントの勉強をスタートさせます。しかし、開業するまでのステップなどに不安があり、IDEC横浜の「ワンストップ経営相談窓口」に約1 年間通って準備を進めていきました。「職業訓練校が都内にあったので、当初は都内の相談窓口に足を運びました。しかし、横浜で開業することは決めていたので、『横浜にも相談するところはないかな』と調べていたところ、IDEC横浜を見つけたんです。インターネットで手軽に申し込めました」。それがIDEC横浜との出会いでした。

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「週の予定や日々の思いを、毎日Instagramで発信しています」と野澤氏。

相談を続けながら 自身の想いを具現化していった

「初回の相談で開業への思いや夢を相談員の方に伝えたところ、すぐに図に落とし込んでくれ、それぞれの結びつきを可視化してくださいました。また、家で考えて何も進展がなく悩んでいたら、『相談にいらしてください。一緒に考えましょう』と伴走してくださったのは心強かったです。私の意見を否定せず、受け入れてからアドバイスをくださったので、安心して相談を続けることができました」と野澤氏。ほかにも、IDEC 横浜が勧めた創業セミナーにも積極的に参加し、準備を進めていきました。創業セミナーは、受講後に横浜市から証明書の発行を受けることで融資利率が優遇されたり、横浜市商店街の「空き店舗開業助成金」を申請できるメリットが
あり、借り入れや店舗開業の初期費用を抑えるために有効活用できました。
物件は、ご自身で数件まで絞り込み、最後は相談員とメリット・デメリットを並べて納得のいく形で選定。契約後は、横浜港南台商店会に加盟し、商店街活動にも積極的に参加されています。「常連さんも増えてきました。軌道にのったら、キッチンカーで全国を巡りたいですね」と野澤氏の夢はまだまだ広がっています。

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SNSの投稿を1冊にまとめた中に、喫茶店開業の夢が記されていました。

成功のポイント

  • 夢を夢で終わらせないという野澤氏の強い思いと実行力。
  • ワンストップ経営相談窓口に粘り強く通い、相談しながら意思決定していくことができた。
  • IDEC横浜から提案のあった野澤氏に適したセミナーや助成金情報を活用した。

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