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お子様連れ大歓迎。居心地の良い空間づくり。地域に愛される店づくりを目指す。

創業 宿泊業,飲食サービス業
IDEC横浜の創業セミナーが後押し 夢だった飲食店をついに開業

沖縄好きの鶴見っ子が作る「ポークたまごおにぎり」の店
ポークたまごおにぎり 810

地元に愛される店を目指して SNSを活用してファンづくり

ポークたまごおにぎりは、塩気のあるランチョンミートとほの甘い卵焼きをご飯に挟み海苔で巻いた沖縄のソウルフード。2022年11月1日、鶴見区にこのポークたまごおにぎりを看板メニューにした店がオープンした。開いたのは、鶴見生まれ鶴見育ちの渡辺江都氏。
鶴見はもともと沖縄にゆかりのある人や店が多い街で、渡辺氏が沖縄を大好きになるのも自然な流れだった。
「私は沖縄好きの鶴見っ子のため、店のメニューも観光客気分で気軽に楽しめるようなわかりやすい料理を心掛けており、ディープすぎて敬遠される本格的な沖縄料理はあえて外しています」と渡辺氏。9種類のポークたまごおにぎりのほか、沖縄そば、もずくの天ぷら、島豆腐チャンプルー、おつまみラフテーなどが人気だ。
オープンしてまだ日は浅いが、SNSを活用した告知やデリバリーシステムへの参加などにより、お客様の嗜好を掴み進む方向がはっきりしてきた。「IDEC横浜の創業セミナーでマーケティングが大事と学びました。とにかくやれることは全部やろうと思っています」。

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看板商品のポークたまごおにぎりは全部で9種類

IDEC横浜セミナー参加 ポークたまごおにぎりの店のイメージが膨らむ

渡辺氏がIDEC横浜の創業セミナーに参加したのは2020年。それまでは家業に従事するなど、飲食店の経営とは異なる仕事をしていた。全4回のセミナーを受講していくうちに、視野が広がり、イメージが膨らんできた。そして、大好きなポークたまごおにぎりを横浜で皆に食べてもらうことを思いつく。
まず、天王町で「間借り店」としてポークたまごおにぎりを販売。夜はバーになる店舗を、空いている日中だけ借りて営業するスタイルで4か月営業した。その後、理想的な厨房のある現在の物件が見つかり、本格的にオープンさせることができた。 「まずは知っていただこうと、Twitter、Instagramを活用しています。店のアプリも作成しました」。
最近では、横浜アリーナでポークたまごおにぎりのケータリングの大口注文が入るなど、手応えを感じていると言う。事業を拡大し、2023年は法人化する予定だ。

(支援事例集2023掲載)

成功のポイント

  • 「沖縄のポークたまごおにぎりを横浜で」という夢を実現する意志と行動力
  • 必要に応じてIDEC 横浜のセミナーや相談窓口を活用し、情報を収集する前向きな姿勢
  • フードデリバリーサービス、Instagram やTwitter等のSNS を活用し、効果的に販路開拓を行う取組

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