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「最優秀賞」(ベンチャー部門)

手島大輔さん

テーマ「革新的な口腔ケア商品で全国の障がい者の仕事創出『オーラルピース』事業」

<受賞者コメント>

ありがとうございます!嬉しいです。やったー!!
この事業内容に期待をいただいて選ばれた賞なので、本当に100年先も残るような事業をこの横浜からはじめていって、良い事業に発展させていきたいです。このあとも皆さんに厳しい目で見守っていただきたいと思います。

<ファイナルステージ後の受賞者インタビュー>

「口腔ケア商品」の開発を思いついたきっかけは何ですか?

― もともとは、自分の子どもが障がい者だったので、何か障がい者の仕事を生み出せないか?といつも考えていました。

様々な活動をしたけれど、なかなか「給料が上がっていく」というようなビジネスモデルを作れずに悩みの中にいて、「何か強い事業を作って、障がい者の仕事を自ら作っていかなければだめだ」と思っていました。

もともとはオーガニック化粧品のブランド開発の仕事をしていて、九州大学から「オーガニックシャンプーの保存料としてネオナイシンを使ってみませんか?」という提案がありました。
その時に「シャンプーより口腔ケア商品に使ってみてはどうか?」と思いついたのがきっかけです。

「歯磨きに困っていた」というような経験があったのですか?

― 障がい者にとっては歯磨きには色々問題があるんです。
知覚障がい者で歯磨きがなかなかできないという人もいます。歯医者に行っても治療が難しい場合もあり、歯の治療のために全身麻酔をしたり、入院したりすることもあります。

お年寄りにも歯磨きの問題はあります。
アルツハイマー病と歯の本数の相関が厚生労働省で先日発表されましたがそれほど歯は健康と密着しているということです。
また、歯周病を持つお年寄りが誤嚥性肺炎を起こして亡くなるという数が一日数百人にのぼります。

ちょうどこの商品を開発中に、癌にかかった患者さんが抗がん剤の影響で口の中にカビが生えてしまうことがあることを知りました。それを病院でもらった薬を飲んで治そうとするとそのカビ以外の有用な菌もすべて無くなってしまうので、下痢をしてしまい、体力が落ちてしまいます。

実は「飲み込んでも安全なんだけど、殺菌してくれる」という市場ニーズはけっこうあるんです。
オーラルピースは、タンパク質なので胃の中で消化され安全です。肺の中に入った場合には分解されるので、誤嚥性肺炎を起こすこともありません。
宇宙船、被災地、小さな子どもなどにもとても有効な商品だと考えています。

将来の夢は?の質問に「障がいを持った本人やその家族が安心して、生き生きと暮らしていける未来づくりです。『親亡き後問題』で何十年も悩んでいる人もいます。この問題を自分たちで力を合わせて解決していきたいのです。仲間はたくさんいますから、きっとできると思っています。」と力強く語ってくれた手島さん。
強い思いを込めたファイナルステージの発表では、多くのオーディエンスが感動しました。「思い」だけでなく、現実的で素晴らしい商品内容、障がい者施設を販売店として売っていくというビジネスプランが高く評価されました。

 

「優秀賞」(学生部門)

興野悠太郎さん

テーマ「バブルを用いたフレグランスマッピング装置『FRAGWRAP(フレグラップ)』」

<受賞者コメント>

皆様ありがとうございました。本日のプレゼンではまだまだシャボン玉の魅力を伝えきれなかったのですが、シャボン玉を通して小さい子からお年寄りまで笑顔をいっぱい増やしていきたいと思います。

<ファイナルステージ後の受賞者インタビュー>

シャボン玉に香りをつけようと思ったきっかけは何ですか?

― そもそもの始まりは、友達と「大きいシャボン玉を作ったら楽しそう」とやってみたこと。子ども達にも喜ばれたし楽しかったんです。
そこから研究を進めることになりました。
 
人間の鼻は顔の先端についています。
視覚、聴覚の情報よりも嗅覚を大切にしている証拠です。
目で見る映像だけでなく、そこに匂いをうまくマッピングできたら、視覚だけでなく嗅覚にも訴えかけることができ、よりダイナミックな表現ができると思いました。

「シャボン玉の中に香りがある」というのは、とても斬新な発想で面白いですね。

― フレグラップは数十種類の香りがありますが、「匂いを消す効果を持たせる」ということも重要と考えています。
「前の匂いが出た後に、次の匂いが出る」そういう場合に前の匂いが残留しないメカニズムも既に確立しています。

開発にあたり、特に苦労したことはありますか?

― シャボン液の調合です。温度によって割れやすかったりということが以前はありました。
今は膜圧などもシステム管理されていて、外気の温度による影響はありません。
シャボン玉にマイナスイオンを帯びさせると、動いていく場所をコントロールできるようになる、ということを現在研究中です。

最後に将来の夢は何ですか?と尋ねると、「楽しいことをして、人をハッピーにしてちょっとだけお金がもらえればいいかな」とはにかむ興野さん。
既に事業化に向け具体的に動き出しているとのことで、これからがとても楽しみであり、夢がありながらも実現可能という素晴らしいビジネスプランでした。


「オーディエンス賞」(会場のオーディエンスの投票数により決定)

手島大輔さん

テーマ「革新的な口腔ケア商品で全国の障がい者の仕事創出『オーラルピース』事業」

(最優秀賞とのダブル受賞となりました)

<受賞者コメント>

全国で750万人の障がい者がいると言われています。家族を入れると3000万人以上います。日々苦労や涙の多い家もあると思います。より多くの人が笑顔になってもらえるような取り組みをこれからできたらいいな、と思っています。


「ソーシャルビジネス賞」(事業として収益を上げつつ、社会の課題を解決するアイディアと実行力を評価)

和智幸之輔さん

テーマ「『HALAL(ハラール)ラーメン・つけ麺戦略』プラス5%の新規客『食』を通して相互理解」

<受賞者コメント>

ありがとうございます。やっと一息ついたような気でいますが、これがはじまりです。
ただラーメンを作るだけでなく、この横浜が世界とつながるため、また海外の国々との相互理解を進めることに少しでも貢献できるようにしたいと思います。


「アントレプレナー賞」(新たに起業する事業者のビジネスプランの中で最も優秀なプラン)

安藤将大さん

テーマ「視覚障がい者への読書支援サービス」

<受賞者コメント>

このような光栄な場で挨拶できることになるとは思ってもみませんでした。周りのみなさんの支えがあって、ここまでプランを具体化することができたと思います。本当にありがとうございます。
このプランを実現することは、視覚障がい者や高齢者の方々にとって非常に意義のあることになると思います。具体化したいと考えている方がおられましたら、ぜひ声をかけてください。


「女性起業家賞」

前原洋子さん

テーマ「美しく正しい文字の基礎は幼児期にあり。水書道を活用し、毛筆と硬筆を組みわせた新メソッドのかきかた教室の展開」

<受賞者コメント>

長年書道教室をやっていて、子どもたちの字がもっと上手くなったらいいな、とやり方を模索してきたことが今回の発表につながりました。一緒に活動してくださる優秀な講師の皆様の活躍の場をこれからも提供していけたらと思います。ありがとうございました。


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