
第4回環境ビジネスセミナー「IoT時代のキーとなる!環境発電技術(エネルギーハーベスティング)が使える!~振動発電の次世代技術~」

- ジャンル
- / 環境技術・省エネルギー
- 概要
-
「環境発電(エネルギーハーベスティング)」は、光・熱・振動・磁気など、様々な形態で存在する微小なエネルギーをハーベスト(収穫)して電力に変換する「マイクロ・エコ発電」技術です。
今後老朽化が懸念されるインフラや鉄道、工場設備の監視等でIoT技術の導入の拡大が見込まれる中、同分野での「振動発電技術」への注目度は高まっています。本年6月のセミナーではエネルギーハーベスティング全般の動向とその事例を紹介しましたが、シリーズ3回目の今回は「振動発電関連の最新技術」について、大学およびベンチャー企業の両者から、現状の取り組みや今後の課題等についてご紹介いただきます。 「ものづくり企業が貢献できることは?」、「ものづくり企業とIT企業の連携の可能性は?」等の視点から、ビジネスチャンスの可能性を探ります。多数の皆さまのご参加をお待ちしております。
開催日 | 2016/11/14 14:00 ~ 16:30 |
---|---|
プログラム | 【基調講演】 「ポリマー・エレクトレットを用いたMEMS環境振動発電デバイス(仮題)」 東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻 教授 鈴木 雄二 氏 本講演では環境発電、特に振動発電の現状と将来展望を見据えるとともに、エレクトレット(半永久的な電荷をもつ誘電体(絶縁体))を用いた高効率のMEMS発電デバイスの開発について解説します。 【講演(事例紹介)】 「磁歪材料を用いた振動発電素子とセンサー(仮題)」 株式会社 M.T.C 代表取締役 徳永 博司 氏 IoT技術において、半永久的に微小電力を供給する振動発電への期待が益々高まっています。ここでは、現在開発中の磁歪薄帯型振動発電素子の、Fe系アモルファス合金材料、発電原理、今後の課題など、磁歪薄膜を用いた振動センサについてご紹介します。 |
会場 | 横浜メディア・ビジネスセンター 7階大会議室 (横浜市中区太田町2-23) |
参加費 | 横浜市内企業 1,000円/1名(※)、その他 2,100円/1名(※) (当日会場にて申し受けます) ※横浜環境ビジネスネットワークメルマガ会員 市内企業:無料、市外企業 1,000円/1名 メルマガ会員についてはこちら ※横浜型地域貢献企業およびIDEC施設入居企業 無料 ※横浜グローバルものづくり企業ガイド2015及び2016掲載企業 無料 |
申込方法 | IDECウェブサイト、またはFAX(045-225-3738)、メール(gijyutsu@idec.or.jp)による事前申込。 |
お問合せ | (公財)横浜企業経営支援財団(IDEC) 経営支援部技術支援課 TEL:045-225-3733 |
定員 | 60名 (定員になり次第締め切らせていただきます) |
申込期限 | 2016年11月14日(月) |
講師・演者
東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻 教授 鈴木 雄二 氏
- プロフィール
- 1993年東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻博士修了。東京大学助手、名古屋工業大学講師、東京大学講師、助教授、准教授を経て、2010年より教授。研究領域は、マイクロエネルギー・熱流体工学・MEMS・エレクトレットを用いたマイクロ環境発電システム、レーザー計測とMEMS技術の融合による火炎と壁の干渉機構の解明、熱流動・伝熱の最適設計・最適制御などの研究に従事。日本機械学会フェロー,PowerMEMS国際会議の組織委員。
株式会社 M.T.C 代表取締役 徳永 博司 氏
- プロフィール
- 1969年芝浦工業大学電気工学科卒。株式会社富士通研究所半導体研究部入社。GaAsミリ波ミクサーの研究。1966年富士通株式会社電子デバイス事業本部へ。バイポーラプロセス技術部でフォトエッチ技術開発に従事。2000年富士通メディアデバイス株式会社にてMEMSデバイスの開発に従事。2004年富士通メディアデバイス株式会社退職。2005年株式会社M.T.Cを設立。2011年から磁歪薄帯型振動発電素子の開発を行い、現在に至る。