【第1回産学交流サロン】曲がる太陽電池(ペロブスカイト太陽電池)・革新的な 次世代エネルギ ーを語る ~その誕生とこれから・製造・応用・実装への可能性を探る~
- ジャンル
- 産学交流サロン /
- 概要
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桐蔭横浜大学発の“ペロブスカイト太陽電池”について、生みの親である同大学宮坂教授と、共に開発を進めてきた池上教授のお二人に、誕生から将来の可能性についてご講演を頂きます。また材料開発に注力するキヤノン株式会社様より同社の最新の高機能材料の開発と材料技術の可能性についてのご講演をいただきます。
開催日 | 2024/08/27 15:00 ~ 18:15 |
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講演概要 | 【第1部】 (1)「ペロブスカイト太陽電池:革新的な次世代エネルギーの誕生と現在」 講師 桐蔭横浜大学大学院工学研究科 特任教授 宮坂 力氏 ペロブスカイト太陽電池の開発により、ノーベル賞有力候補として、毎年名前が挙がる世界的研究者 ペロブスカイト太陽電池は、化学・物理・半導体物性工学など、あらゆる科学の分野を融合して生まれた横浜発の次世代エネルギーである。脱炭素社会への切り札となりうるこの太陽電池の誕生から現在、そして、この太陽電池が普及した近未来の社会像についても解説します。 (2)「ペロブスカイト太陽電池の製品化・実装化への課題」 講師 桐蔭横浜大学医用工学部教授 ペクセル・テクノロジーズ株式会社 取締役 池上 和志氏 ペロブスカイト太陽電池の社会実装にむけては、その耐久性、および、原料となる鉛やヨウ素の回収及びリサイクル、環境アセスメントなど課題も山積する。それらの課題解決に向けた研究の一端を紹介するとともに、製品化にむけた材料開発、装置開発についても解説します。 について考えます。 (3)「ペロブスカイト太陽電池用高機能材料の開発と展望」 講師 キヤノン株式会社 周辺機器事業本部化成開発センター 主席 基盤技術開発本部MB推進プロジェクト 主席兼務 奥田 篤氏 ペロブスカイト太陽電池の実用化に向けては、更なる耐久性の向上や大面積での量産安定性の改善が必要です。キヤノンでは、複合機やレーザープリンターの基幹部品である感光体の開発を通して培った材料技術を応用し、課題を解決しうる高機能材料を開発しました。その材料技術の可能性について解説します。 【第2部】 「交流会」 【17:15~18:15】 |
参加費 | 市内企業1名につき1,000円(交流会費含む)、市外企業2,000 円/1 名(交流会費含む) ※横浜知財みらい企業、「横浜ものづくり企業ガイド2024、2025」掲載企業、IDEC施設入居企業、横浜型地域貢献企業は、参加費が無料となります。但し、上記無料対象の場合、複数名での申込の場合、無料対象は1名とします。 |
会場 | 横浜企業経営支援財団 横浜情報文化センター 6階 (〒231-0021 横浜市中区日本大通11番地、みなとみらい線 日本大通駅至近) |
定員 | 100名 |
参加について | 経営コンサルタントの方はご遠慮ください。 応募多数の場合は、市内中小企業者を優先とし、定員になり次第受付を終了とさせていただく場合がございます。 また、定員の都合上、1社あたりの参加者は2名程度を上限とさせていただく場合がございます。 |
参加者情報の共有について | ご参加いただける方の情報については、受付や当日の進行を円滑に進めるため、主催者にて共有致します。 なお、セキュリティの都合上事前登録の無い方は、ご参加いただく事ができませんので、必ず事前にお申込み手続きをお願いいたします。 |
主催 | 公益財団法人 横浜企業経営支援財団 |
お問合せ先 | 経営支援部 イノベーション支援課 Tel 045-225-3733 E-Mail:innov@idec.or.jp |
お申込み方法 |
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ご案内チラシ |
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申込期限 | 2024年08月26日(月) |
講師・演者
桐蔭横浜大学大学院工学研究科 特任教授 宮坂 力氏
- プロフィール
桐蔭横浜大学 医用工学部・特任教授、 東京大学先端科学技術研究センター・フェロー、2024年度日本学士院賞、朝日賞
桐蔭横浜大学医用工学部教授 ペクセル・テクノロジーズ株式会社取締役 池上 和志氏
- プロフィール
桐蔭横浜大学医用工学部 教授・大学院工学研究科・研究科長、ペクセル・テクノロジーズ株式会社取締役
キヤノン株式会社 周辺機器事業本部化成開発センター主席 /基盤技術開発本部MB推進プロジェクト主席兼務 奥田 篤氏
- プロフィール
キヤノン株式会社 周辺機器事業本部化成開発センター 主席 基盤技術開発本部MB推進プロジェクト 主席兼務