熱い戦いが繰り広げられたファイナルステージ
「横浜ビジネスグランプリ2016」ファイナルステージ開催!

2016年2月20日、ビジネスコンテスト「横浜ビジネスグランプリ2016」が開催されました!会場は、恒例となった横浜みなとみらいのランドマークホール。

あいにくの雨の中、ビジネスマンと思しきスーツ姿の男性やファイナリストの応援と思われる若者、ご家族など沢山の方々が来場され、本グランプリの頂点が決まる瞬間を見届けました。

応募件数は、一般部門75件、学生部門36件の総数111件。
この日のステージには、書類審査、プレゼンテーションを突破した学生部門4組、一般部門7組のファイナリストが集結し、予選時よりもさらにブラッシュアップしたプランを発表しました。

司会は、爽やかな声で会場に華を添えた森脇祥子さんとコーディネーター役を務めた野竿達彦さん。二人のかけ合いも息がぴったりでした。

昨年に比べ、より分かりやすくなった表彰は、学生部門から学生部門優秀賞、一般部門から一般部門優秀賞、そして、すべての中から最も優れたプランに最優秀賞を選出。さらに、その他に、女性起業家賞、来場者の投票によるオーディエンス賞を設定しました。

公益財団法人横浜企業経営支援財団牧野孝一理事長の開会宣言により、グッと緊張感が高まった会場内。
とうとう「横浜ビジネスグランプリ2016」のスタートです!



2部門11組によるファイナリストによるプレゼンテーション

厳しい予選を戦い抜いてきた2部門11組の精鋭ファイナリスト。
この日のために、さらにブラッシュアップしたプランを用意して登場しました。

真剣で熱の込もったプレゼンテーションを聴き、オーディエンスの心も一つに。
ファイナリストの夢を一緒に追いかけました。







 


ファイナリストに気づきを与える質疑応答

野島審査員長をはじめ、審査員には、今年も経験豊富なビジネスのプロや大学教授、さらに経営コンサルタント等、豪華な顔ぶれが集結!

プレゼンテーション後の質疑応答では、審査員の方々の的確で鋭い質問や温かいアドバイスがファイナリストに気づきとひらめきを与えました。





ファイナリストとセミファイナリストらによる展示コーナー

会場外のロビーには、ファイナリストとセミファイナリストらの事業プランや商品を並べたコーナーが設置されました。

プレゼンの合間には、ファイナリスト、セミファイナリスト自らが展示コーナーに立ち、来場者に事業や商品の説明をする場面も。名刺交換も行われ、ビジネスにおける有意義な情報交換の場となりました。



エキシビション講演

手島大輔さん(株式会社トライフ)

横浜ビジネスグランプリ2014
「最優秀賞(ベンチャー部門)」受賞


横浜市の中区からまいりましたトライフの手島と申します。
今日は2014年の「横浜ビジネスグランプリ」でグランプリを受賞した後に、本事業がどのようになったのかをお話したいと思います。


我々は、お年寄りに優しい口腔ケア製品を作って販売しています。
私には子供がいますが障がい児として授かりました。
新聞にも掲載されましたが、障がい者の雇用状況は、10時から15時まで働いて日給100円程度です。障がい者の就労や親なき子問題はなかなか手が付けられず、どこの地域でも問題になっています。横浜市は福祉行政が先進的で、子供の療育や医療制度が非常に進んでいます。
障がい者が何を仕事にして生活を成り立たせていくか、親の死んだ後、誰かに支えられながら生きていくのか、その問題を考えた事業を立ち上げました。

我々が販売しているのは、口の中の虫歯菌、歯周病菌、誤嚥性肺炎原因菌を瞬時に殺滅し、飲み込んでも安全な口腔ケア製品です。
九州大学や国立長寿医療研究センターと一緒に開発して特許を成立させています。
障がい者が製品の生産に携わっているほか、販売も横浜市内をはじめとした障がい者就労施設で担い、1本売れば200~350円が障がい者に収入として入ります。

2年前の横浜ビジネスグランプリで認めていただいてから色々なことがありました。
まず、信用性が得られたことで多くの病院や有名な企業にも製品の配荷が進みました。

NHKの「サキどり」という番組で取り上げられる等、メディアからの注目もいただくようになり、2015年2月には、Japan Venture Awards という日本全体のベンチャー企業のグランプリで優勝することができました。
その後、宇宙開発事業団や被災地からも問い合わせがあり、最初は高齢者や障がい者用の味しかなかったのが、元気な人も使えるハッカ味やオレンジの味も販売するようになりました。そして、今年の2月にペット用を販売し、非常に大きな反響を呼んでおります。

横浜ビジネスグランプリで2014年に優勝させていただきましたが、単に利益の追求だけでなく、社会問題を解決できるような会社になっていきたいと思っております。

皆さん、是非アクションしてください。帰ってから、我々の事業、そして今日のファイナリストのことを、FacebookやTwitter、メール、口コミで伝えて応援していただければベンチャー起業家として嬉しいです。




ベンチャー起業家の代表としての熱い思いを語ってくださった手島さん。同じ志を持つファイナリストへの愛があふれるメッセージでした。



横浜市経済局長 林琢己氏挨拶

ファイナリストの皆さん、素晴らしいプレゼンテーションをありがとうございました。そして、会場の皆さん、お忙しい中、足元の悪い中、横浜ビジネスグランプリにご参加いただきましてありがとうございます。

横浜市は、意欲ある起業家の皆さんを全力で応援しています。
横浜ビジネスグランプリは平成15年から始まりましたが、色々な形でベンチャー起業家の皆さんをサポートしています。
横浜市長も元々起業家ですし、色々な所から色々な人材が集まって、新しいことにどんどんトライできる風土が横浜にはあります。


我々行政も一体となって、新進系のベンチャー企業を盛り上げていく都市であるとご理解いただければと思います。そして、横浜ビジネスグランプリはその大きな場であると考えております。

実際に、一昨年のトライフさんをはじめ、最近の横浜ビジネスグランプリ受賞者の方々は、その後、素晴らしい結果を出されています。

横浜は、色々な起業家さんや新進系のベンチャーが集まって、お互いに刺激し合いながら成長できる場所です。
今日、お集まりの皆さんの中にも起業を志している方がいらっしゃると思いますし、ファイナリストの皆さんのこともこれから横浜市が応援していきます。
皆さんにも是非、色々な素晴らしい方々と交流していただきたいと思っています。

審査員の皆さん、今までメンターとしてご指導いただき、本当に感謝しています。
皆さんに、お忙しい中、こうしてご協力いただけるのも横浜ならではと考えております。
本日は、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。



ファイナリストはもちろん、会場のオーディエンスに対しても期待が感じられた林経済局長のメッセージ。新しいことにチャレンジしやすい横浜で、また斬新なビジネスが誕生するのもそう遠くはないかもしれません。



野島審査員長による総括

皆様、本当にお疲れ様でした。また、審査員の皆様、本当にご苦労様でした。また、事務局の方々、そつなく進行を進めていただき素晴らしい会になったと思います。皆さんの協力で素晴らしい会をできたことを嬉しく思います。

審議の結果について、ちょっとお知らせいたしますと非常に拮抗しておりました。例年にない位、素晴らしいコンテストになって、中身も実現性が非常に高いと思います。
約120のプランからファイナリストに残れたということは、本当に自信を持って良いと思います。


学生の皆さん、さらにプランを磨いて学校を卒業する時には、是非とも横浜で起業をしていただければ嬉しいなと思っております。特に学生のグランプリを獲得した大阪経済大学の小林和也さん。私も推したのですが、横浜まで何回も往復していただきました。私の方でも事業の支援をさせていただきますので、横浜で起業していただければ応援できると思います。
また、早稲田の水口さん、関東学院の池澤さん、国士館の内田さん、学生なのに非常に立派です。本当に素晴らしいと思います。

一般の部門は、これまた非常に僅差でございました。「ベビ★マ」の長谷川さんの決め手は志で、最後に少子化の対策と言ったあの回答がとても良かったのではないかと思っております。林市長が子供を育てる素晴らしい環境を作ろうとしてくれていますので、横浜から是非とも少子化を進めてください。私もできる限り応援させていただきます。
アクアバイクの中里さんも横浜に根を下ろして製造していってください。
それから三浦さん、中矢さん、荻田さん、本当に皆さん素晴らしいです。当然、北村さんも内田さんも素晴らしいと思います。本当に皆さん、実現できる可能性が非常に高いと思います。

この後、交流会の席も用意されているようですから、是非ともお話を色々な方に聞いてもらって事業化してください。この横浜の街、あるいは日本の国を盛り上げていく力になっていただくことを祈念して総括の挨拶とさせていただきます。

観客の皆さん、最後までご清聴どうもありがとうございました。



ファイナリスト全員を称えた野島審査員長。その温かい応援メッセージは一人一人の心の奥底にまで響いたのではないでしょうか。


ビジネスマッチングも誕生する大交流会

グランプリの後には、ランドマークホール隣のホワイエにて大交流会が開催されました。

ファイナリスト、セミファイナリストをはじめ、審査員の方々や協賛企業である企業支援機関、金融機関の方々、さらにはオーディエンスも加わり、大盛況の会となりました。

審査員や来場者と笑顔を交えて話すファイナリスト達。ステージでは見られなかったリラックスした表情が印象的でした。
本日の感想を審査委員長の野島氏に尋ねると、「非常に実現性の高いプランが多く素晴らしかった」とのお答え。また、最優秀賞を獲得した「ベビ★マ」については、「横浜市では保育に力を入れているので、少子化対策の成功事例を作ると国政にも役立つと思っています」と笑顔で語ってくださいました。



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