横浜ビジネスグランプリ2013 決勝ファイナルステージレポート

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「横浜ビジネスグランプリ2013」のファイナルが開催

2013年2月16日 土曜日、公的機関が実施する国内最大級のビジネスコンテスト「横浜ビジネスグランプリ2013 ファイナル!」が開催されました。

今年度も昨年同様横浜みなとみらいのランドマークホールで、熱い戦いが繰り広げられました。

応募総数354プランの中から一次審査、二次審査、セミファイナルと厳しい予選・準決勝をくぐり抜けてきたファイナリスト11名が熱いプレゼンテーションを展開しました。
ファイナリストの熱意と情感たっぷりのプレゼンに、会場はオーディエンスの熱気と興奮に包まれました。

昨年に引き続き本年度も300名以上のオーディエンスが来場し、ランドマークホールは満員御礼の大盛況。立ち見が大勢出るほどでした。

表彰はオーディエンス賞・女性起業家賞の2つの「奨励賞」各1名、アンダー22・ソーシャル・ベンチャーの各部門の「優秀賞」各1名、そして、ソーシャル部門及びベンチャー部門の中から「最優秀賞 グランプリ」が1名選出されました。最優秀賞には賞状と副賞の賞金20万円に加えて協賛企業であるノジマ様よりテラモーターズ社製電動バイクが、富士ゼロックス様よりクラウドサービス・スカイデスクが贈られました。本年度の大きな特徴として、ファイナリスト11名のうち女性が7名と大半を占め、特にアンダー22部門は3名全員が女性と、女性陣の活躍が顕著でした。

司会は、地元横浜の経営コンサルタント会社で取締役を務めている中小企業診断士の菅生將人さん。気風のよい魚河岸出身らしいさわやかなトークでファイナリスト達とのちょっとした会話の掛け合いも楽しく、会場は和やかな雰囲気に包まれました。もう一人の司会は石田智子さん。自らも中小企業診断士として独立したビジネスウーマンで才色兼備。プロの司会者としても活躍されているので安定感抜群、はつらつとした声で菅生さんとともにグランプリの進行をスムーズに進めました。

   


3部門11組のファイナリストプレゼンテーション

354プランの中から勝ち上がってきたファイナリスト11名にとってまさにここが正念場。今日まで専門家の個別アドバイス支援を受けて、練りに練ったプレゼン資料とプレゼン技術、予選時よりもさらにブラッシュアップしてグランプリファイナル本番に挑みました。緊張感も伝わってくる中、自らの熱意、思いを6分間という短い時間に込めて一生懸命訴えかけてくるようなプレゼンテーションに会場は一体となり、オーディエンスは皆釘付けになる4時間でした。


優しく、時には厳しい起業家審査員

審査員は、今をときめくベンチャー企業の起業家や、大学で教鞭を執る学識者、中小企業経営コンサルティングの第一線で活躍するコンサルタントの方々。リアルビジネスの最前線にいらっしゃる先輩方からの厳しい質問は時に気づきを与え、優しく温かいアドバイスはファイナリスト達に勇気を与えました。

    

    


セミファイナリストも参加する展示コーナー

会場外のロビーでは、ファイナリストとセミファイナリストの事業プランや商品・サービスを展示、紹介するコーナーを設けており、ステージの合間に来場者で賑わいました。 実際に商品を手に取ってみたり、説明を受けたりしている光景が見られました。また、あちこちで名刺交換をする様子も見られ、新たなビジネスマッチングに一役買っていました。

  


横浜ビジネスグランプリ2012 ファイナリストによる応援スピーチ

昨年度のファイナリストであるテラモーターズ株式会社広報部長の大橋様が応援にかけつけてくれました。そして、同社のその後の状況や戦略を語っていただきました。

同社は2010年4月設立の電動バイクの製造メーカーです。電動バイクは家庭用の100V コンセントから充電できる優れもので、本体価格もガソリンバイクと同等。現在の新製品の開発状況はスマートフォンと連携する電動バイクの販売開始を今年の5月頃に予定しており、他方で、3輪電動バイクを開発中とのこと。

同社は設立当初から世界に目を向けていました。これは社長の徳重氏が米国勤務時代にシリコンバレーで製造業系のベンチャー企業の台頭を目の当たりにしたことが契機です。一例を挙げるとVISIO社、同社は2005年設立のファブレス系のベンチャー企業ですが、2007年には北米で液晶TVのNo.1シェアを獲得し、現在の年間売上高が3,000億円程度。もう一社はSuntech社、同社は2001年設立の太陽光発電のメーカーで既に世界No.1シェアを獲得しており、やはり年間売上高は3,000億円規模、販売先は欧州が80%。

このように世界を見渡すと、“大企業の特権だった製造業が、スーパーベンチャーの手に渡った”といえます。テラモーターズ社には創業当初から「日本発、世界的ベンチャーの創出 サムソン、アップルを超えるには、日本のスーパーベンチャーしかない」という紙が貼ってあります。
他方で、(海外)市場分析及び競合他社分析にも注力し、戦略を詳細に立てていることが説明されました。その戦略の柱は2つ ①スピード(シリコンバレースタイル)、これは大企業にはできないスピードで市場を獲得していくこと、②日本らしさ(アフターサービス、日本ブランド、品質)。これを競争優位の源泉として活動しているとのこと。

野茂投手が大リーグに行くまでは、日本人は通用するはずがない無理だ、という定説がありました。それを野茂投手は覆しました。ビジネスも同じ、ベンチャー企業が設立当初から大企業と勝負する、世界市場に打って出ると言うと「馬鹿じゃない!」という周囲の反応。しかし、同社はそれを覆したいと日々精進。目標は、
「日本の新しい成功モデル ビジネス界の野茂英雄を目指す」
2009年に60社あった日本の電動バイクメーカーは、現在同社を含むベンチャー2社と大手のみとなっています。この中にテラモーターズが残っていることは同社の戦略の正しさを証明しています。是非、ファイナリストの方も目標を大きく掲げて頑張ってくださいとのメッセージをいただきました。


横浜市長のスピーチ 

ファイナリストの方々の今日までの努力を思うと胸がいっぱいになります。このグランプリファイナルのステージに上がるまでには辛いことが沢山あったことでしょう、でも沢山の出会いもあって、ここまでたどり着けたのだと思います。全てのファイナリストの皆さまに心から敬意を表します。わが国で最大級のビジネスプランのコンテストである横浜ビジネスグランプリは意欲のある起業家の皆さまをご支援することにより経済に新しい活力を注入するために平成15年から開催しています。
特に厳しい経済状況が続き社会全体が閉塞感に覆われている今日ほど、新たな起業家の出現が待たれる時代はこれまでになかったと感じています。今日のファイナリストの方々を拝見して心強く思います。

特に女性陣のご活躍には目を見張るものがあります。応募354プランのうち女性からのプランが3分の1を占め、このファイナルでは11名中7名が女性と過半数を占めているので驚いています。
横浜市では近年女性専用のシェアオフィスであるFSAS横浜を開設するなど女性起業家へのご支援に注力しています。加えて、横浜市では平成25年度「ビジネスプラン応援事業」と称する新しい支援制度を設ける予定です。この制度は過去の横浜ビジネスグランプリで入賞した方が横浜市内で事業を始める場合などに最大500万円を助成するものです。また、小規模で事業を始めることが多い女性起業家向けの特別枠も設けました。

是非有効に活用いただき、事業の成長に結びつけていただきたいと思います。
最後になりますが、このグランプリを機に皆さまの事業が豊かに成長し、横浜市のビジネスとして飛躍されることを心から願っております。そして、皆さまの熱い思いが新たな成長分野を掘り起こして、今後の日本の経済を元気にする力になると私は確信しております。とのメッセージをいただきました。


横浜ビジネスグランプリ2013 審査員長による総括

厳正なる審査を実施しました。非常に素晴らしいビジネスモデルが多く、色々な意見がでて評価が分かれ苦労しました。受賞された方と惜しくも受賞を逃した方の差は紙一重でした。

文明開化の地、この横浜で素晴らしいグランプリを企画運営していただいている行政の皆さま及び会場に入りきれないほどご参集いただいきグランプリを盛り上げてくださったオーディエンスの皆さまを本当に素晴らしいと思いました。

徐々に元気になりつつある日本でこの横浜市が行政と民間が手を携えて進んで行くモデルになれば良いと思います。

そして、ファイナリストの皆さまは今日がスタート地点です。これからどんどん社会に貢献して行っていただけたら嬉しく思います。とのコメントをいただきました。


新たな出会いとビジネスマッチングを生む大交流会

グランプリ終了後、ランドマークホールに隣接するホワイエにて、大交流会を開催。ファイナリストはもちろん、セミファイナリスト、企業支援機関や金融機関の方々、オーディエンスも交え、ここでも新しいビジネスが生まれる場として交流会は大盛況でした。
また、ファイナリストには、協賛企業各社から様々なサービスの提供がありました。

協賛企業からの提供サービスは以下の通りです。

富士ゼロックス株式会社  ・SkyDesk Cards エンタープライズ×5ライセンス分1年間無料
日本リージャス株式会社 ・横浜スカイビル、ランドマークタワーセンターいずれかのオフィス(1~2名用)3ヶ月間無料
・リージャスセンターのラウンジを無料で使えるメンバーズ
・カードを社員人数分6ヶ月無料
ウィズスクエア横浜 ・3ヶ月間フリースペース無料利用、該当期間中会議室利用10時間無料
I.S.O横浜 ・I.S.O横浜入会金無料
・バーチャル会員(月会費3ヶ月間無料、またはシェアオフィス月額費用3ヶ月間無料)
・特別会員、ベンチャー特別会員(月額費用2ヶ月間無料)
・貸会議室6か月割引料金利用(通常料金の半額)
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