最優秀賞(グランプリ)

リターナブル容器向け飲料提供事業Dricos(ドリコス)

竹 康宏(ドリコス株式会社 代表取締役)

受賞コメント

一年間の集大成となりました。
1日も早く皆さんに使っていただくのが使命だと思っています

優秀賞(ベンチャー部門)

ソニック・アイ〜ロボット工学が切り拓く福祉社会

西田 亮介

受賞コメント

ロボットが福祉に役立つことを多くの方に知ってもらいたかった

優秀賞(ソーシャル部門)

ジブンを変える、世界を変える「世界を変える就職ナビ」

橋本 博司(株式会社ペイフォワード 代表取締役)

受賞コメント

賞金は全額カンボジアで学校建設の資金にさせていただきます

優秀賞(アンダー22部門)

KeePass〜飲食店のファストパス端末〜

堀切川 和也

受賞コメント

「メッチャ嬉しいです。チームワークの勝利です!」
堀切川さんと高見さん、おそろいのシャツで喜びの声。

女性起業家賞

障がい者、そのお母さんのための写真スタジオ

一本木 えみこ

受賞コメント

「まさか賞をもらえると思っても見ませんでした。女性起業家としてがんばっていきます!」

オーディエンス賞

未来への手紙〜Last message〜

松谷 麻子

受賞コメント

「みんなのおかげで賞を頂きました。
まずお父さんとお母さんに受賞したよと伝えたいです」

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アンダー22部門(22歳以下)3名によるプレゼンテーション

萌えで日本の農業の未来を明るくする!~moe*farm Project~

大須賀 芽生さん

プレゼンテーション

かわいらしいメイドファッションで登場したのは東工大の大須賀さん。トップバッターの緊張感に負けず、しっかりとしたプレゼンでオーディエンスを引きつけます。原発事故による風評被害から農産物の売上げやフルーツ狩りのお客様が激減していることを訴えかけ、自らも大好きなコミックマーケットに着目し、萌えで農業を明るくするとアピール。萌えキャラクターを使用したパッケージでお米が6倍売れるようになった事例を交え、萌えキャラクターやイベントで農園の集客支援をしていくプランを熱弁。

質疑応答タイム

高乗氏から、開発した商品を具体的にどのように販売していくのかとの質問に、“オタク”らしくニコニコ動画などのPR動画でオタクにアピールすると答え、また、萌えキャラクターを二次創作可能にすることで、オタクの方々にイラストを描いてもらうなどのアイデアを披露していました。
柳澤氏からは、リスクを取るメーカーか、プロデューサーか?とビジネスの立ち位置を問うシビアな質問を受けけると、プロデューサーでありたいと明確に答えました。

未来への手紙~Last message~

松谷 麻子さん

プレゼンテーション

「緊張していますか?」と司会の野竿さんに聞かれて、「してます!」と答える松谷さん。しかしいざプレゼンが始まれば「国士舘大学から来ました!」と元気な声であいさつしてスタート。“未来への手紙“は東日本大震災をきっかけに発案した、大切な人へのビデオレターサービス。サイト登録者に万が一の事があったときに、登録されている動画や言葉、メッセージ等を組合せてビデオレターを作成。登録住所に送付するという流れです。実際にどのようなビデオなのかということで、お母さんが家族にあてたビデオレターを作成して披露してくれました。お母さんの深い愛が感じられるビデオレターに会場は感動に包まれました。オーディエンス席では松谷さんの後輩達の応援団が声援を送る中、この事業プランで、残された人達に、少しでも遺族の心を癒すことができたら嬉しいと語りかけました。

質疑応答タイム

岩岡氏からは、セミファイナルの時よりも格段にプレゼン力があがっていると絶賛の言葉を頂きました。
小山氏からは、若い人はまだ自分の死を考える機会が少ないため、遺族に向けたサービスだけでなく、結婚式や卒業式などライフステージのイベントでつかってもらえるようにする方が気軽に利用できるとアドバイスを頂きました。
高乗氏からはビデオの編集について、自分達がするのではなく、編集アプリケーション等を使用することも検討してみてはどうかとのアドバイスを頂きました。
こみやま氏からはどのようにプロモーションしていくのかとの質問に、インターネットやバナー広告に加え、病院の待合室などで広告、ビデオを流すなどの方法を考えていると答えました。

KeePass~飲食店のファストパス端末~

堀切川 和也さん

プレゼンテーション

堀切川さんが風邪のため、パートナーの高見さんがプレゼンを担当。大きな声で情感たっぷりのプレゼンテーションを披露しました。KeePassとは飲食店の行列でお客さんを待たせない、機会損失を防ぐサービス。レストランの端末で予約時間を指定すると、その時間が来るまでゆっくりと買い物を楽しむことができ、予約時間が近づくとメールでお知らせが届くサービス。飲食店にとってはピークシフト効果が得られお客さんを逃がさないで済むと同時に、百貨店やショッピングモールなどの施設側にとってはお客様が待っている間に他の店舗を見て回っていただく周遊効果により、販売の機会を生むというメリットが生まれます。お客さんにとっては待ちたくない、待ち時間も有効に利用できるシステムです。高見さんは「めっちゃスムーズやん!」とプレゼンで笑いのつかみをとろうとするも少々はずしてしまい、それがまた笑いを誘う場面も。面白おかしいプレゼンだけでなく、実際に飲食店にもインタビューし、クレジットカードの手数料率と比較しても客単価の3.5%以内の利用料であれば使ってみたいとの調査データも用意されていました。

質疑応答タイム

岩岡氏からは、20代とは思えないプレゼンテーションとのお褒めの言葉をいただきました。

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ソーシャル部門(社会起業家)3名によるプレゼンテーション

障がい者、そのお母さんのための写真スタジオ

一本木 えみこさん

プレゼンテーション

司会の大森さんから「素敵な出で立ちですね」と紹介されて着物で登場したのは一本木さん。しっとりと落ち着いた雰囲気でプレゼンがスタートすると、障がい者の方はスピード写真、証明写真一枚撮るのも大変なことであると、問題に切り込みました。障がい者の方への対応がわからないだけでなく、場合によっては撮影を断られてしまうケースも。最近では子供の成長などを写真に残しておくのが一般的になっていますが、これは障がい者の子を持つ家庭にとっても子供の成長を大事に思うのは同じ事。こんな悩みを解決し、お母さんを癒してくれる事業がないことから障がい者とそのお母さん向けのヘアメイク付写真スタジオという事業プランを考えました。一本木さんは普段ボランティア等で障がい者の方々とも関わり合っています。また自分が高校時代に肌の悩みで不登校になったことや、自分の子供が障害をもって生まれる可能性があると宣告されるなどの原体験を持ち、この事業プランにかける思いは特別でした。また、一本木さんが着ているあでやかな着物は実は3分で着ることが出来るというユニバーサルデザイン賞を受賞し、仕立て法で特許を出願中との特別な着物で、関東総代理店の権利を獲得していることもアピール。

質疑応答タイム

堂々としたプレゼンテーションを披露した一本木さんでしたが、インタビューではグランプリの一週間前から食事もあまりのどを通らなかったとのこと。
中村氏からは原体験があるから強い、ぜひ頑張ってくださいとの励ましの言葉を頂きました。

ジブンを変える、世界を変える『世界を変える就職ナビ』

橋本 博司さん(株式会社ペイフォワード)

プレゼンテーション

司会の野竿さんから「プレゼンが上手すぎて、憎たらしくなりました(笑)」と絶賛された橋本さん。夢とロマンを求める青いくさい企業と青くさい若者をマッチングさせ、一人が就職すると途上国の子供3人に教育の機会が与えられる、具体的には就職が決まると途上国へ学校建設資金のための寄付ができるという事業プラン。日本の若者には“夢とロマン”を、途上国の子供には“機会と希望”を与え、世界を変えたいとうったえました。

質疑応答タイム

小山氏からは、うちの大学へ来て、学生に向けてぜひ話して欲しい、と絶賛のお言葉を頂きました。しかしながら青くさいマッチングについては、大学としては有名な企業へ就職してほしい・・・と思うかもしれないがそれについてはどうか、との質問に、How to do(何がしたいか)ではなくHow to be(自分がどうありたいか)を大切に考えていると信念の強さをアピールしました。

世界を変えるピースダイアモンド

村上 千恵さん

プレゼンテーション

会場に大きな寄せ書きを広げて応援隊が声援を送っていたのは村上さん。プレゼンの冒頭で子供を捨てていく親の悲しいシーンの寸劇が印象的でした。5年前に結婚指輪のダイアモンドの背景について調べたのがきっかけで、児童労働や、貧困、人権、紛争ダイアモンドという問題と引き換えにダイヤの輝きがあるのかもしれないとの問題意識を強くしたとのこと。ピースダイアモンドはアフリカの小規模採掘者の経済的自立を通して、アフリカの平和そのものに貢献しようという事業です。具体的には、人権や環境に配慮する採掘所で採掘された石だけを扱い、正当な賃金を採掘者に支払う、いわゆる”エシカル”(倫理的に正しい)ダイアモンドを販売。そうすることで、その場限りの補助金や寄付で終わらせず、継続的に生計を立てて自立し、貧困の連鎖から抜け出すシステムを作るとのこと。またダイヤには日本の伝統工芸とジュエリーを融合させるなど、日本的デザインを海外へ打ち出していくとの思いを伝えました。

質疑応答タイム

高乗氏からは今後登場するであろう競合や、ピースダイアモンドのトレーサビリティについて、柳澤氏からは商標についてよく調査しておくようにとのアドバイスを頂きました。

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ベンチャー部門(一般)5名によるプレゼンテーション

ソニック・アイ~ロボット工学が切り拓く福祉社会

西田 亮介さん

プレゼンテーション

名前を呼ばれて元気よくステージに飛び出してきたのは立命館大学の西田さん。なんと翌日からは中国にも行くとのこと。始まったプレゼンテーションは身振り手振りを交えて情感たっぷりでした。
ソニック・アイは超高齢社会に向け、超音波カメラとパターン認識アルゴリズムで、プライバシーに配慮し、省コスト・省人化による独居老人の見守りを可能にしたシステムです。お年寄りに何かがあったときにはすぐに家族・救急へ自動連絡が行くようになっています。もともとは西田さんの祖父母のために作ったのが発案のきっかけとのこと。今でも実際に使用されているそうです。

質疑応答タイム

司会の野竿さんからは「小池徹平に似てるね!ほんとかわいらしい!」と言われるようなまだ少年の雰囲気を漂わせる西田さんですが、福祉の問題を解決したいという思いを強く語ってくれました。
高乗氏からは、切れの良いプレゼンでしたねとお褒めの言葉を頂きました。
こみやま氏からは、私の両親にも導入したいとの言葉も頂きました。
岩岡氏からは開発、設計から運用までのプロセスで、ソニック・アイがどこを担当するのかと質問され、自動連絡で駆けつけるというプロセスにおいて自社でやるのか他社なのかがまだ決まっていないなど、いくつかの課題を確認しました。

無料ぬりえ「ぬりえぽん」Nuriepon.com

高坂 禎亮さん(ソウトウェアスイート株式会社)

プレゼンテーション

「お子さんのいる方は、ぜひ帰りにぬりえぽんを手に取ってみて欲しい」と熱く語り、プレゼンをスタートしたのは高坂さん。ぬりえぽんは0~6歳のお子様に無料で配布しているぬりえのついたフリーペーパー。広告費で作成し、ぬりえと子育て情報を一つにした情報誌です。もともとぬりえになっているので印刷コストも安く、子供の成長記録や保存に適しているため廃棄ロスが少なく、長く見てもらえるメリットがあるとのこと。ぬりえぽんで子育てで孤立する家庭を減らし、アナログなコミュニケーションで外に出かける理由をつくってあげたいとの思いを語りました。また横浜市に与えるインパクトも十分にアピールしていました。

質疑応答タイム

司会の野竿さんからは「ロゴがかわいくて夢がある」との言葉を頂きました。
柳澤氏からは、子供の時にぬりえをする期間は意外と短いので、大人が一生に楽しめるような工夫をもっと凝らすと良いとのアドバイスも頂きました。

放射線汚染土壌&焼却灰等の除去スキームの実用化

長瀬 護さん(NPO法人MIZU)

プレゼンテーション

長瀬さんに代わり、東野さんがプレゼンテーションをされました。昨年の福島第一原子力発電所の事故は誰にとっても忘れられない出来事です。現在もなお土壌汚染除去の問題や焼却灰の受入場所等の問題を抱えています。この事業プランは、京都大学等の研究のもと放射線汚染土壌から放射性物質をはく離する技術を開発、協力企業とともに横浜市の汚染焼却灰を除染することはもとより、被災地での除染や技術提供による雇用の創出をしようとするものです。東野さんは、現時点で除染技術を唯一確立したもので、かつ経済的と力説。

質疑応答タイム

柳澤氏からはビジネスモデル云々より、今まさに必要とされているもの、良いことなのでぜひこのまま続けて欲しいとの言葉を頂きました。
岩岡氏からは知的財産権の問題についての質問に、技術面では特許申請も考えるが、放射性物質をはく離することについてはその中身がわかってしまうのであえて申請していないとそのノウハウに自信を見せました。

リターナブル容器向け飲料提供事業 Dricos(ドリコス)

竹 康宏さん(ドリコス株式会社)

プレゼンテーション

慶大大学院生ですでに株式会社を立ち上げている竹さん。司会の野竿さんからはプレゼンがむちゃくちゃ上手いと絶賛。ステージ中央で自信を持ってオーディエンスに語りかけるように話し始めました。ドリコスは洗って使えるタンブラーを使用することで、いつでもどこでも飲料を安く(50~80円)補給でき、ペットボトルの使用量を減らすことができる事業プラン。企業のCSRへの取り組みのアピールとともに、ICタグの活用できめ細かな広告配信を可能にしています。まずは会社や大学など、ペットボトルを使う必要のない場所等での展開を進めていくとのこと。

質疑応答タイム

柳澤氏からも「むかつくくらいプレゼンが上手い」と絶賛。またICタグの他にスマートフォンを使う事もアドバイスして頂きました。
岩岡氏からもセミファイナル時とは格段に上達したプレゼンを賞賛されました。また手軽に洗浄できるかどうか等衛生面での問題について質問され、飲料ディスペンサー機器側で洗浄する方法など菌の問題について研究を進めているところであると答えていました。

二輪からはじまるEV革命~世界をかえていくという気概を持って~

徳重 徹さん(テラモーターズ株式会社)

プレゼンテーション

徳重氏にかわり、岩野氏がプレゼンを担当。「緊張しています」と言うと、司会の野竿さんからは「関西人ですから大丈夫」とひと言。電動バイクはCO2排出量が少なく騒音もない地球環境に優しい乗り物であるとアピール。それだけでなく、スマートフォンとネットワークで繋がることで世界をビックリさせると熱弁。例えばラーメンが好きな人が、電動バイクで走りながらどこに美味しい店があるかと検索すると情報がポップアップ。またGPS機能でログを取り、走行・行動パターンを分析してレコメンドする機能などを紹介しました。最後に2012年、Terramotorsの「つながる」EV-Bikeで世界に大きなイノベーションを起こす!と締めくくってくれました。

質疑応答タイム

高乗氏と小山氏からは、大きな市場はアジアだと思うがスマートフォンはそこまで普及しているのか、インフラ環境はどうなのかとの質問に、ベトナムの駐在員からの情報があり、十分な市場があるとの自信をみなぎらせました。
中村氏からは、東南アジアも良いが横浜に対する展開はどうなのかとの質問に、スマートシティに力を入れている横浜市で、交通インフラの一つとしてぜひ使ってもらいたいと力強く答えました。

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