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中国現地リポート

草原の炭坑の町「内モンゴル自治区霍林郭勒(ホーリンゴル)市」

霍林郭勒市概要

霍林河地図.jpg霍林郭勒市は内モンゴル自治区通遼市管轄で、通遼市の北西約350kmに位置する。面積は583平方キロメートルで、その内540平方キロメートルに石炭が埋蔵されており、炭坑の町として1983年に建設された。現在人口は約11万人(通遼市全体で約300万人)。 豊富な石炭資源を活用した火力発電、その電力を利用したアルミ、石炭化学工業が主な産業で、霍林郭勒市のGDP242億元(2011年)は通遼市全体のGDP1/3を占めている。常駐人口(8万人)で比較すると一人あたりのGDP302,500元(約US$48,000)となりシンガポールと同等である。また、全人口の78%が労働人口という、若く活力のある街でもある。冬は気温が-30℃前後まで下がるが、夏は草原の緑が美しく、観光客も多く訪れる

産業

主な産業は石炭採掘、火力発電、アルミ生産、石炭化学工業である。炭坑.jpg

(1)石炭採掘

埋蔵遼は119億トン。2011年の採掘遼は5,700万トンであるため、約200年分の埋蔵量とされる。炭坑の大部分は露天堀り炭坑で、採掘された石炭はベルトコンベアで直接発電所に運ばれている。

(2)電力

石炭資源を活用した火力発電による発電量は、250kwで東北電力ネットに電力を供給している。一方で国の環境政策に基づくクリーンエネルギーとして、草原の風を利用した風力発電も盛んで、現在18kwを発電している。さらに400kwの発電能力を持つ新たな火力発電施設を建設中。さらに2015年までに総発電量1,000kwを目指している。

(3)アルミ生産

豊富な電力を利用してアルミを生産しており、2011年の生産量は113万トンである。さらに2015年までに年間生産量を500万トンに増加する計画がある。一方で、アルミの生産量に対してアルミ製品加工能力は現在年間約60万トンであるため、製品加工能力の増強が課題となっている。

(4)石炭化学

現在生産量40億立方メートルの石炭ガス工場を建設中である。また、霍林郭勒市で採掘される石炭の発熱量が1㎏あたり約3,100kcalであるため、4,700 kcalまで発熱量を増加させる加工を行っている。しかし現在の加工設備における対応可能規模は年間500万トンであり、霍林郭勒市の年間石炭採掘量5,700万トンへ、いかに対応するかが課題となっている。

アクセス

通遼市より車で約四時間、または鉄道で約五時間。現在2013年に開港をめざし空港を建設中で、開港後は北京等からの航空路線が開通する予定である。

企業誘致

霍林郭勒市では草原.jpg、現在の産業をより付加価値の高い製品に転換できるような技術をもつ企業を誘致している。特に、石炭→電力→アルミ素材という産業構造をもう一歩進めるために、アルミ加工、特に精密部品などを生産できる企業を誘致したいと考えている。また、直接投資だけではなく、産業課題の解決に向けた技術提携への要望も高い。単に雇用を確保するということだけではなく、町の産業そのものを高度化するための手段として新たな技術の導入が期待されているからである。アルミ加工や石炭化学関連の企業にとっては、ビジネス展開の可能性は十分に考えられるのではないだろうか。

      

 

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