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中国現地リポート

中国江蘇省常州市溧陽開発区の概要

塩城市の概要

江蘇
江蘇省常州市溧陽市は県レベルの二級都市。上海市から見ると西側にある太湖の対岸の宜興市のさらに西側に位置し、上海市中心部から高速道路・南京行きG50線とG25線を利用して車で行くと約3時間で着く。東に上海市、西北に南京市、西に安徽省、南に浙江省と長江デルタの真ん中に位置する。
 総面積は1,535km²で、人口は80万人。溧陽市を中心に半径200km圏(車で2時間圏内)には150あまりの都市が有り、約2億人近い人口を抱える大消費圏となる。古くから「魚と米の豊かな土地」「シルクとお茶の府」「建築の郷」「江南の真珠」等と称されている。

自然

 溧陽は山と水がある風光明媚なところである。天目湖、南山竹海は有名な観光地であり、国家環境保護のモデル都市でもある。市内を流れる水は、青い空にとけ込み、四季を通し茂る緑の木々と香り豊かな花々は街に漂い、有名な料理である「魚の頭」は天下に名をはせ、国内外から毎年800万人(海外からの10万人を含む)もの観光客が訪れる、華東地区でも有数な景勝地の一つとして知られている。
 また、天目湖の休暇村には「温泉」があり、疲れた身体を癒すのに最適であり、日本の大分市とは「温泉の技術」交流を行っている。

住宅環境

 自然に恵まれたここ溧陽は、すばらしい居住環境を提供している。すでに建設されている燕山南苑、昆崙ガーデン、金谷広場などの住宅地区は江蘇省健康モデル住居として評価され、天目国際村、金橋国際、香樟茗岸などの高級別荘地は中国国内での一流のエコロジー居住区と称されている。
 市内には金隣溧陽ホテル、天目湖ホテル、天目湖大酒店、涵田酒店国際という五つ星のホテルがあり、四つ星ホテルとあわせ11軒がすでに開業している。また、18ホールを有するゴルフ郷村倶楽部があり、ビジネスや観光客を迎える施設は整っている。

美食の宝庫

 溧陽は美食の街とも言える。昔からの交通の要所であった事で、中国各地の料理を運んできた。名物はなんと言っても「魚の頭の土鍋煮」が有名である。このほか、「溧陽の白い芹」「長蕩湖の蟹」「豚肝ソーセージ」「シナグリ湖心の家鴨」等が地方独特の味、田舎料理として広く知られている。

交通

 高速道路として、南京から杭州までの「寧杭高速道」、揚州から溧陽までの「揚溧高速道」が開通しており、今後、溧陽から蕪湖までの「溧蕪高速道」、溧陽から黄山までの「溧黄高速道」、溧陽から常州までの「溧常高速道」が2015年までに開通する予定。 鉄道では、寧杭高速鉄道が2011年10月に竣工の予定で、溧陽駅がつくられる。これによって30分で南京市や杭州市まで行け、1時間で上海市まで行けるようになる。このほか蘇皖赣鉄道《江蘇省、安徽省、江西省を結ぶ》が計画されている。
 一般道は、国道104,省道239、241の幹線道路が市内をつらぬき、周辺都市と結ばれている。
 水運は、二つの国家三級航路である「蕪申運河」と「丹金溧漕運河」があり、1,000トン級の船が長江本流から接岸できる。
 一方、空の便として、半径200km圏内に、南京禄口空港、上海虹橋空港、上海浦東空港、杭州肅山の四つの国際線空港と常州奔牛空港、無錫碩放空港の二つの国内線空港がある。例えば、南京禄口空港まで車で行けば35分で着く。

溧陽開発区の現状

 1992年に「中国江蘇省溧陽市経済開発区」として開発され、溧陽市の中心区に位置し、政治、経済、文化、金融、商業および貿易の中心となっており、経済開発区の総面積は155km²で、このうち工業園区の面積は70km²で、人口は23.8万人となっている。
 区内には約2,300社の企業が立地し、電力供給、機械冶金、食品加工、生物医学、新エネルギーと新素材を主体に工業体系構築し、総合力で100あまりある江蘇省内の開発区の中でも30番目に位置する。
 現在、経済開発区内には台湾企業が最も多く進出している。日系企業約10社が進出、内2社は昨年度進出した。これら外資系企業の受け入れについては、専門のサービスセンターが設けられており、各種手続きなどのサポートを行う。

データ:

① 開発区の総面積、最小区画面積、価格
 総面積45km² 。第一期10km²(完売)。残り35km²は第二期。
 土地区画は1,000~8,000m²。9類地16,600元/ムー(666m²)。
 但し、進出企業の業種によって協議。
 レンタル工場の平均賃貸料は12元/m²·月。
 一般標準機械加工用工場(高さ4m)は8~12元/m²·月。
 クレーン工場(高さ6~13m)は10~15元/m²·月。
 管理費は含まない。
② 誘致業種
 2現在約10社の日本企業が立地しているが、日本料理の需要か高まっており、日本食の外食産業の投資を歓迎。
 最近では日本の新日鉄がローカル企業と合弁で進出した。
 先進技術の産業。新素材産業。医薬医療。近代農業ほか。
 溧陽は太湖の上流にあり、そのため化学加工業種は誘致対象外となっている。
③ 誘致政策
 日本企業の専用用地を用意し、日本企業数社の共同進出も歓迎。
④ 人材確保、最低賃金と実質平均賃金
 周辺には常州大学、南京大学がある。また、職業訓練センターもある。
 労働者は現地で採用が出来、最低保証賃金は393元/月。
 一般ワーカーの平均賃金は940元/月。
 技術者は1,200~2,000元/月となっている(平均手取りで各種保険等は含まず)。
 労働者の現状は約70%が江蘇省の人で、安徽省、浙江省の人が30%となっている。
 一般的に溧陽の人は地元から外に出たがらない。
 良い仕事があれば地元の人がきちんと募集できる。
⑤ 台湾企業が最も多く進出している。よって近いうちに台湾文化城を造る予定。
⑥ 高級住宅の価格は、7,000~8,000元/m²。
⑦ 欠点としては、周辺の発展した都市と比べ開発が遅れたこと。
江蘇

所見まとめ

 溧陽市は無錫市、常州市、南京市、杭州市など先発の開発区に遅れて開発されていますが、これら周辺都市よりも土地代は安く、人件費も安く、コスト面でのメリットは充分にあるほか、生活環境もよく、交通の便も良い等の条件が整っております。是非一度訪問視察をお勧めします。

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