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激戦の中選び抜かれたファイナリスト達


「従来、非常に高額だった水耕栽培の低価格化を実現し、農業の世界に革命を起こす!」


プレゼン内容

野菜生産に破壊的イノベーションをもたらす事業についてお話します。
弊社の事業は3種類。
①企業向けの植物工場
②一般消費者向けのペットボトル水耕栽培
③農家向けの露地水耕栽培装置
があります。

本日は、③の農家向けの露地水耕栽培についてお話します。
弊社が行う栽培は全て水耕栽培と呼ばれる方法です。
従来のように土を使うのではなく、肥料を溶かした水の中で栽培します。
水耕栽培は従来の土耕と比べてあらゆる点で優れていますが、唯一の欠点は初期費用が非常に高額なことです。

そこで、弊社はとにかく導入コストを低く抑えた水耕栽培システムを開発しました。
それがマルシチ水耕システムです。ハウスを使わない露地水耕栽培という技術により、大幅なコスト削減を実現しました。

ビジネスモデルとしては、まず弊社が生産者にシステムを販売し、次にシステム導入者に専用苗を定期販売します。そして生産者は弊社が主宰する出荷組合に加入し、組合名義での出荷販売により市場出荷よりも高単価で野菜を販売することができます。
この3段階の仕組みによって生産者が稼げる農業を提供します。

次にシステムについてご紹介します。
マルシチ水耕は、極めて優れたコストパフォーマンスを発揮します。
従来、一反あたり4000万円した水耕栽培システムを750万円で提供し、生産原価を大幅に下げることができました。
また、土耕栽培では冷害を避ける為、年間収穫回数は1回から多くて3回程度ですが、マルシチ水耕では年に10回程度の収穫ができます。

生産者の収益計画は、一反あたり1000万円の売り上げ、300万円弱の利益になります。
神奈川県の平均的な露地野菜の農家の場合、20~30反の大規模な農家での生産でも売上がようやく1000万円程度です。
また、ハウスを使った施設栽培でも一反あたりの売り上げが500万円程度、利益は150万円程度です。
一方、このマルシチ水耕システムでは、わずか一反でも約1000万円の売上が見込める為、横浜のように小さな農地が点在している場所でも、高い収益が期待できます。

続いて苗の販売についてです。
苗は、私達が生産し生産者に定期販売します。弊社は苗の生産設備を他社の10分の1以下の値段で組むことができる為、専用苗を生産者へ他社の原価と同じ値段で販売することができます。

そして、出荷組合です。
弊社が主導して出荷組合を形成し、組合の名義で販売することにより、野菜の量と種類が担保でき、個人の場合と比べて有利に販売することができます。

マルシチ水耕は、レタスだけでなく、あらゆる葉物野菜や根物野菜を栽培できます。将来的にはより多くの野菜を取り扱いたいと考えています。

 

 

 


質疑応答

「色んな種類、そして味のいい野菜が必要になってきていますが、消費者に受け入れられる工夫はありますか?」

→機能性野菜を作ることも技術的にはできるのですが、そうするとごく一部の人だけが高く買ってしまって農家の振興には繋がらないので、一般的に需要の高いレタスなどを安く大量に作るというのが弊社のポイントになっています。種類は多品目生産に対応しています。

「レタスだけでなく、色々な苗を作って販売するということですが、その時に習得しなければならないノウハウはどんなものがありますか?」

→苗は、各野菜で結構共通しています。実物であるトマトやナスの苗は、接ぎ木と言って、他の植物の苗に繋げて作る技術が必要ですが、特殊なのはその2種類位で、弊社ではそれらの苗を作るノウハウも確立しています。

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従来の水耕栽培の常識を覆す革新的なプランに会場全体が固唾を飲んで聞き入りました。既に、システムや苗を作るノウハウなども確立している自信がうかがえるプレゼンテーションでした。

 


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